あなたの夫婦関係は良好ですか?
現状で大きな問題が起きていなくても毎日がルーティン化していて、特別仲が良くもなく・・・まぁ満足もなく・・・そんな夫婦関係になっている人は多いのではないでしょうか?
夫婦の溝は長い時間で少しずつできていってしまうものです。
気づいたら2人の心は離れ離れ。
そして、そんな状態になってから焦ってももう手遅れ・・・それが夫婦というものです。
この記事では日常のちょっとした心がけや声掛けや行動を変えていくヒントを書いています。
ぜひ今よりも夫婦関係をよりよくしていきたいあなたに読んで頂きたいです。

夫婦関係は花の水やりと同じ✨

毎日水を与えて枯れないようにしたいです♪
耳の痛い言葉は【メッセージとして受け止める】

パートナーから耳の痛い言葉を言われることはありますか?
耳の痛い言葉は改善すれば関係を修復できるチャンスになります。
誰かから忠告や指摘を受けたときにイラっとしたり
カチンと来たりすることは誰にでもあります。
「大きなお世話だとか」や「この人は分かってない」と感じてしまいますが

感情的になるのはそれが図星だからです!
お店に入るクレームも筋の通った苦情を言ってくれる人は実は稀です。
たいていの場合、気に入らないことがあれば黙って帰り二度とお店には来てくれません。
パートナーからの耳の痛い指摘はありがたいものなのです。
素直に受け止めて関係改善に役立てていきましょう♪
ポイント💡
パートナーからの指摘(クレーム)はありがたいもの。素直に受け止めて改善する。
パートナーシップの極意は【負けて勝つこと】

パートナーは赤の他人とは違って意見が食い違ったときに「意見を何としても押し通す!」という気持ちになってしまいがちです。
しかし仮に相手をまくしたてて最終的にネガティブな感情をぶつけて相手が引き下がったとしても、夫婦としていい方向に意見がまとまったとは言えないでしょう。

ただ相手を言い負かしてもダメなんですね・・・
意見が食い違ったときに大切なのが負けて勝つことです。
一度相手の意見に同意して「そうなんだよね・・・でもそれがなかなか上手くいかなくて・・・」と伝えることで、相手は同情心から協力的な判断をしてくれる可能性もあります。
相手の意見を【尊重する、頼る、甘える、下手に出る、懇願する】これらは最終的に自分の意見を聞いてもらえるための手段だと理解してください。
ポイント💡
意見が食い違ったら一度相手の意見を受け入れる。その後に自分の要望を伝えると効果的
夫にはたまに【自分よりもあなたが大切】と伝える

夫と妻はどうしても子供に対する感覚は異なるようです。
女性はお腹の中で子供を育てる過程で気持ちが母になります。
それと比較すると男性が父親だという意識が芽生えるのは少し遅い気がします。

僕自身も遅かったです💦
妻は子供がとてもかわいいので子供に対して全力の愛を注ぎます。
しかしそれに対して夫が寂しさを抱くというケースも珍しくありません。
「妻が子供ばかりに目を向けていて、ないがしろにされている気がします」
妻からすると「そんなの構ってられない💦」と思うかもしれませんが、夫は寂しさから・・・
- やる気をなくしてしまう
- 自分の殻に閉じこもってしまう
- 僻んで妻に絡む
- ギャンブルに走る
- 浮気に走る
こういった行動に出てしまう夫もいるからです。
子育てで大変な中、夫にこんなことをされては家族はぐちゃっぐちゃになってしまいます。
なので妻は夫に「子供よりもあなたが大切」というメッセージを夫に送ることが大切です。
「今日はあなたの好きな夕食を準備したから早く帰ってきてね」
「たまには2人で出かけたいな」
面倒なようですが
こういったメッセージを相手に伝えることで安泰な夫婦に繋がっていきます。
ポイント💡
夫に「子供よりもあなたが大切」というメッセージを送る。その心がけが長期的に良い夫婦をつくる。
言葉、しぐさ、スキンシップで【心のグルーミング】をする

夫婦がベストパートナーになるためにはお互いの素直さが欠かせません。
自分が不器用だと感じる人ほど素直であることを心がけてみてください。
素直な言葉であればたとえ相手の地雷を踏んでも許される可能性は大きいです。

それは悪意がないためです。
動物の猿は夫婦で毛づくろいをします。
毛づくろいをしている側は愛で溢れていて、されている側は気持ちよさそうに身を委ねています。
人間の夫婦もこんな姿であるべきです。
普段の自分の素直さを見せているからこそ・・・
- だいぶ抑えてくれてるな
- ダメージを和らげるために笑顔で話してくれてるんだな
- スキンシップをとってくれてるな
【言葉】【しぐさ】【スキンシップ】これらをフル活用して心のグルーミング(毛づくろい)をする。
そんな夫婦を目指しましょう。
ポイント💡
素直に言いたいことを伝える。【言葉】【しぐさ】【スキンシップ】を上手く使って思いやりの心を示す。
ケンカの謝り方にはコツがある

夫婦ケンカでよくあるパターンは妻は口だけで謝り、夫は悪いと思っても謝らない。
なぜこのような違いが生まれるのか?
男女の特質の違いを理解する必要があります。
女性は
「ごめんなさいと伝えているんだから、あなたは私を許すべきだ」と考えます。
男性は
謝ること自体に抵抗を感じます。謝らずに態度で示そうとします。
妻「なんであなたはいつも謝らないの?」
夫「あれから早く帰ってきているじゃないか!
ケンカの内容自体は大したものではなくても、プライド合戦という二次災害が起こってしまい、収拾がつかないまま長引いてしまう傾向にあります。
ではどうすればいいのか?
ケンカをしたらなるべく早い段階で悪いほうが心から謝る。

これがベストな仲直り法です♪
プライドが邪魔してできないという場合は一晩寝てから謝ることをおすすめします。
一晩寝れば余計な感情は消えている場合が多いです。
「嫌な気持にさせてごめん」という気持ちをきちんと伝えることが大切です。
ケンカ直後は興奮状態にありますが「少し考える時間をもらいたい」と伝えることも大切です。
夫婦間の問題はあやふやにしないことが鉄則です。
1つひとつの問題を2人が納得のいく状態におとしこんでいくこと。
夫婦のケンカはどちらかが100%悪いということは絶対にありません。
ポイント💡
男女の特性の違いでぶつかる。「嫌な気持にさせてしまった」ことをなるべく早く謝罪する。一晩あけて冷静な状態で話をする。夫婦の問題は一つひとつ向き合って対処していく。
口ゲンカは寸止めが大切

パートナーに対してケンカ中にひどいことを言ってしまうことはありませんか?
「お前のことなんか好きじゃない」
たしかにこの言葉を言われたら傷つきますが、パートナーがこの言葉を発する前にあなたがパートナーに放った言葉もあるはずです。
暴力を放つ夫がいると録音してきた妻が、夫に先に挑発的な言葉をぶつけていた例も珍しくありません。
そして相手が仮に挑発してきても挑発に乗らないことも大切です。
口ゲンカは最後まで言わない。
最後ま言ってしまったら夫婦関係は終わってしまいます。寸止めが大切です。
例えば夫から「お前の料理はまずい」と言われたとします。
許せない発言ですし、色々言い返したくなるかと思います。
ですがここで

ひどい・・・💦
と言うにとどめます。
そうすることで夫に「言いすぎてしまった」「悪いことをした」と思わせることができるのです。
そしてもし夫が謝ってきたら「もう気にしなくていいよ」と言うのです。
笑顔で言えたら100点満点です。
妻のこの様子を見た夫は二度と妻に同じようなことはしないと誓うはずだからです。
ポイント💡
パートナーにひどいことを言われたら何も言い返さない。寸止めが大切。そうすることでパートナーは反省する。
時には【時間をおいて待つ】ことも大切

パートナーとケンカになってしまった際に売り言葉に買い言葉でどんどんヒートアップしていく傾向にありませんか?
「あなたのそういうところが信用できない」
「君はいつもめんどくさいなぁ」
このようにケンカの本題とは関係のない話になって収拾がつかなくなるケースがよくあります。
こんな時にぜひ活用して頂きたいのがスリーパー効果です。

スリーパー効果ってなに?
スリーパー効果とは:発信源に対する信用度が薄くても、一定の時間の経過によって、情報の中身が 本当らしく思えてくるという心理現象のこと。
もしお互いの意見がぶつかってケンカになったら結論を出そうとせずに「やめよう」と切り上げて時間をおきます。
そうするとお互いの中で相手に対する「ムカつく」「言い負かしてやりたい」といった余計な感情がなくなって、相手が言っていたことだけが残ります。
このタイミング話をすれば冷静に話し合いができるのです。
パートナーシップを築くには忍耐が必要だと心得ましょう。
時間をおいて相手の変化を待つ。
時間をおいて自分が許す気持ちが湧いてくるのを待つ。
待つことは愛なんです。
ポイント💡
ケンカしてしまったら時間が経ってお互いに落ち着くのを待つ。(スリーパー効果を活用する)
相手を責めたくなったら【一歩引いて考える】

パートナーに抗議をしたいときによくあるパターンとして、「あなたは間違っている」と伝えるところから入ってしまいます。
それだと自分を理解する気がないのだと判断されて聞く耳を持ってもらえません。
子供の教育費にお金がかかるのに自分の趣味に浪費する夫がいたとします。
ここで「あなたはなにを考えているの?」と否定的に伝えるのではなく

一歩引いて考えることが大切
「私が心配症なのかもしれないけど、子供たちの教育にお金がかかるの。バイクにお金をかけるなら協力してくれると安心できるわ」
こんな風に伝えることができれば、夫は「ちょっと考えなおさなくてはいけないな・・・」
というきかっけけを与えることができるかもしれません。
ポイント💡
相手に否定的に伝えるのではなく一歩引いて考える。
小さな思いやりの積み重ねが【地雷除去】につながる

夫が「僕も家事を手伝うよ」と言ってきたので腹が立ちました。
これは妻が実際に夫に対して思う感情です。

え・・・💦
と僕は思ってしまったのですが、妻からすると「手伝う」という言葉が気に入らなかったようなのです。
「手伝う」という言葉が出てくる時点で、自分がメインでやろうとしていない証拠だということです。
サプライズで妻を喜ばせようとしてレストランを予約したら妻の地雷を踏んでしまった。
これもよくあるケースです。
夫は大きなイベントで挽回できると考えてレストランを予約したかもしれませんが、妻からすると「レストランに行くと分かっていたらオシャレをして行きたかった」「一回のサプライズでごまかされないわよ!」と思っている可能性もあります。
妻が欲しいのは恋愛中のようなときめきです。
- 寄り添う心
- やさしい言葉
- スキンシップ
女性は恋愛の延長線上にある結婚生活を求める傾向にあります。
小さな思いやりの積み重ねで妻の地雷を撤去していきましょう。
ポイント💡
毎日の小さな心がけ【寄り添う心、やさしい言葉、スキンシップ】で妻の地雷を撤去していく
相手の生い立ちや両親との関係を理解する

パートナーの生い立ちや両親との関係を理解すること、夫婦関係を良好にする上でとても大切な要素になってきます。
なぜならパートナーが何を求めているのか、どんな家庭を理想としているのか知る必要があるからです。
「子供は絶対にいらない」「特に理由がない」と譲らない夫がいてそこに困っている妻がいたとします。
そこで妻が夫に過去の話を聞いてみたところ父親からの虐待の経験があると話し始めたということです。
パートナーの生い立ちや両親との関係を理解したことで救われた人は多いです。
パートナーを理解できれば、パートナーが言っていることも理解できます。
これこそが歩み寄るということではないでしょうか?

相手の過去に何かヒントがあるかもしれません♪
ポイント💡
パートナーの生い立ちや両親との関係を理解する。それが関係改善への近道になる場合もある。
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