気が付けば30代、40代、50代になってしまい、あの若くて爽やかだった見た目は完全に消え失せてしまった。
昔の写真を見ると「この頃は若くてかっこよくてモテたなぁ」「今は腹も出てみっともねぇな・・・」と憂鬱になる。
家族に汚い塊のような扱いをされている。娘に「臭い」「気持ち悪い」と言われて傷ついている。
このように外見に気をつかうことをないがしろにして、結果として悲しい気持ちになっている人も少なくないでしょう。
今回は、できるだけ低価格でコスパよく外見を変えていく方法を5つご紹介します。
「外見を改善していきましょう」という話をすると「多額の費用がかかる」とすぐに決めつける人がいますが、高価な美容医療を受けることだけが必ずしも外見改善ではありません。
特に「いま外見改善の努力をなにもしていない」という人であれば基礎的な外見改善を行うだけでも大きな変化を感じることができます。
やるかやらないかです。
ダイエット

「外見磨き」というと色々なものを思い浮かべる人も多いと思いますが、正直ダイエットが一番コスパがいいです。
30代以降になるとお腹が出てくる(肥満体型になってくる)人が増えてきます。
加齢とともに基礎代謝が下がり、若いころと同じような食事をしていても太りやすくなってきます。※使えるお金もある程度増えてくるので食事を管理することも困難になる。
太ればもちろん顔も丸くなって見た目にも大きな影響が出てきます。
私はたまに銭湯に行きますが、体感的に中年男性の7割~8割くらいは腹が出ています。
腹が出た体型をしていることのデメリットを言語化しておきます。
- 不健康(肥満は万病のもと)
- だらしがない人だと思われる(自己管理能力が低いと思われる)
- 不潔だと思われやすい(清潔感のある太った人は少ない印象)
- シンプルにモテない
- 見た目が悪くなる(シルエットがデブになる)
- ムダなお金を使っている(身体に悪いジャンクフードや飲み物、酒など)
こういう話をすると「いや、太っててもモテてる男はいる」みたいなくだらない正当化を言ってくる人がいます。確かに芸能人とかで太っていてモテてる人はいますがそんなの本当にごくごく一部です。例外です。
全体で見たら引き締まった身体をもっている男性の方が圧倒的にモテています。
ダイエットの情報はネットや本にも無数にありますが、私が2か月で10キロダイエットに成功した時のマインドを共有しておきます。
①太っている現状のデメリットを見つめる
モテない、不健康、老けて見える、人に「太ったね」とバカにされるなど
②痩せたときのメリットを考える
今よりかっこよくなってモテやすくなる、健康的になる、印象が良くなる、今より若く見える、ダイエットの成功から自信がつく、身体が軽くなって行動的になる
③「おいしいから食べる」ではなく「身体への効果」で食べるものを決める
肥満体型の人は基本的に「うまいから」という理由で食事をしています。もちろん食事は楽しむべきものです。ですがその基準だけで食事内容を決め続けると、どうしてもジャンクな食事が増えがち。不健康な食事になりがちです。なので「これを食べると身体にどんな影響があるか」という視点で食べるものを決めましょう。
④毎日体重を測定して自分の変化を楽しむ
毎日体重計に乗ることを強くおすすめします。(できれば記録までできるとグッド)体重が約3キロ落ちると見た目の変化も出てきて、周りから「痩せた?」と言われるようになります。周りの反応が変われば楽しくなって更にダイエットをしたくなります。この好循環に入れれば最強です。
ダイエットは2か月、3か月、半年、1年単位で進めていくものです。短期間に一気に結果を得ようとすると身体にも精神的にも負担がかかり挫折するリスクが高まります。
日々の食習慣を見直し毎日少しづつよりよい方向に向かっていけば必ず結果はついてきます。
「このままの生活を続けていくと自分の見た目はどうなるか」「どんなリスクがあるか?」こういったネガティブなモチベーションは挫折しそうになった時に自分を奮い立たせてくれます。恐怖を上手く味方につけましょう。
ダイエットは間違いなくコスパ最強の外見改善です。
睡眠不足の解消

あなたは毎日何時間眠っていますか?5時間、6時間でしょうか?
睡眠不足はあなたが思っている以上にダイレクトにあなたの見た目や雰囲気を劣化させます。
- 集中力の低下
- 食欲を制御できなくなる
- 疲れた顔になる
- 仕事の生産性が下がる
- 感情的になりやすくなる
- 太りやすくなる
日本人の平均睡眠時間は20年間減り続けています。
今回コスパ最強の外見改善というテーマでお話していますが、睡眠は減点方式になります。
寝れば寝るほどプラスになるものではないけど、寝ないと大きなマイナスを食らうということです。
しかしあなたが今、慢性的な睡眠不足なら一定時間の睡眠を確保することであなたのパフォーマンスをかなり最適化することができます。
- 脳がしっかり働くようになる
- 肌質が良くなる
- 疲労の回復
- 感情のコントロールができるようになる
- 免疫力の維持
睡眠は生活の土台となるものです。ここを疎かにしていては何もできません。
外見磨きと言うとプラスで何かを付け足すことを考える人がいますが、まずはマイナスを無くすことが非常に重要です。
個人的に「睡眠の妨げになるな」と感じた悪習慣を5つ上げていきます。
お酒を飲む
毎日のように晩酌をしているという人は要注意です。飲酒はあなたの睡眠をぶっ壊しています。深夜に何度もトイレにいきたくなっていませんか?またお酒を飲むと喉も乾くので水も飲みたくなります。深夜に水を飲んでトイレに行くという無限ループに突入します。
寝る前にスマホをいじる
寝る直前までスマホをいじっている人は睡眠の質が大きく低下している可能性があります。スマホやPCの画面はブルーライトの影響によって身体は「昼間だ」と勘違いを起こし、あなたを覚醒させます。特にゲームやポルノは興奮作用があるため、入眠を遅らせます。
寝る前に明日やることや感情が整理されていない
今日あった嫌なこと(感情)や明日やることが整理されていないと、ベッドに入ってからも色々と考えてしまってスムーズに眠ることができなくなります。それを防ぐために寝る前に日記を書くことをおすすめします。
カフェインの摂取
私もコーヒーが大好きで毎日飲みますが、カフェインは思っている以上に私たちの体内に残ります。カフェインは完全に体内から抜けるまで10~14時間かかるとされていて、午後に摂取すると確実に睡眠に悪影響を与えます。カフェインの摂取は午前中までにしましょう。
早く起きる理由がない
朝起きてやりたいことがなければ、仕事に行くギリギリの時間まで寝ていたいと考えるのは当たり前のことです。そして朝ギリギリまで寝ているということは夜も遅い時間まで起きていることでしょう。朝なんでもいいのでやりたいことをつくって、早く寝る理由をつくりましょう。
散歩、読書、勉強、リラックスタイム、趣味などなどなんでもいいので朝やりたいことをつくりましょう。
アルコール&たばこのリスクを考える

酒は百薬の長なんて言いますが、それは完全に嘘です。お酒は飲まないのであれば絶対に飲まない方がいいです。※たばこは言うまでもなく猛毒です。
外見を効率よく改善していく上で重要なのは、何をするかではなく何をしないかです。
「完全にお酒&たばこをやめろ」とは言いませんが、自分がとっている行動がどんな未来に繋がっているのか考えることは非常に重要です。
※お酒とたばこの健康への具体的な悪影響は検索して調べてみてください。
私もお酒が大好きで以前は毎週末欠かさずに飲んでいましたが、その時に感じた体感的なお酒のデメリットをお伝えしていきます。
睡眠の破壊
上の章でもお伝えしましたが、お酒は睡眠を破壊します。深夜に何度もトイレに行きたくなって喉も乾きます。睡眠が上手くとれなければ次の日のパフォーマンスも大きく低下します。結果として顔もブサイクになり、太りやすくなるといった研究結果もあります。
おつまみの過剰摂取
お酒を飲むとほぼ必ずセットで食べるのがおつまみでしょう。おつまみは塩気の強いものや油分の多いものが多いです。そして食べる時間も遅い時間になる傾向が強いためシンプルに太りやすいです。
お酒+おつまみで老化に直結します。
やるべきことができなくなる(時間を消耗する)
お酒を飲むと普段やっていることができなくなったり、やっていないことに勢いで手を出しやすくなってしまいます。意志力が低下するのが原因です。自分が決めているルーティンを死守したいという人はお酒は基本的に飲むべきではありません。私も基本的にお酒を飲むのはやめました。
意外とお金がかかる
「飲み代」意外と高くないですか?家で飲めば一回数千円程度かもしれませんが、居酒屋で飲めば1回5千円~1万円はいきます。月に何度も飲みに行っていたら、あっという間にお金が消し飛びます。当たり前の話ですが、お金は上手く自己投資に使えば自分の価値を高めることができます。お酒へのお金の使い方を考えましょう。
私は基本的にお酒を飲むのはやめました。それはダイエットをして外見改善したいというのもありますが、一番は自分のやるべきことに集中するためです。
特に会社員として働いていれば、週末の時間はとても貴重です。
その貴重な時間を前日のお酒による二日酔いで台無しにするのはあまりにもナンセンスだと感じます。
このようにお酒とたばこの話をすると「お酒とたばこは付き合いだから必要だ!」と言ってくる人がいますが、それは単なる正当化だと私は思います。
あなたの人生は誰かへの付き合いで終わっていいのでしょうか?
自分がどうなりたいのか?どんな人生をいきたいのか?
どんな見た目になりたいのか?なにに時間とお金を投じていきたいのか?
ここを考えることがあなたの人生を変える第一歩になることでしょう。
筋トレ

コスパのいい外見改善でやはり筋トレは欠かせません。
ジムの料金が仮に月額1万円したとしてもしっかり通えば、確実に大きなリターンとなって返ってくる自己投資になります。
筋トレの話を出すと「ジムに行く時間がありません!」と言ってくる人がいますが、大体そういう人の話を聞いてみるとスマホを延々とスクロールする時間があったり、ネットフリックスやゲームなどのただの娯楽に時間を溶かしているパターンがほとんどです。
本当に1日30分ジムに行く時間もありませんか?
そんなことはないでしょう。時間はつくるものです。
ここまでジムに行くという前提での話をしていますが、家でやる自重トレーニングは私はあまりおすすめしません。効率があまり良くないからです。
私は自重トレーニングもジムも両方やりましたが、ジムの方がやはりトレーニングの質が上がります。
重りを使ったウエイトトレーニングの方が圧倒的に効率がいいですし、ジムでは周りにトレーニングしている人がいるため気持ちも高まりやすいです。
私は筋トレを1年以上継続していますが、筋トレを継続して良かったと感じたことをお伝えします。
健康への意識がかなり上がる
筋トレを継続していくと健康への意識が大きく上がります。理由としては「自分の努力を無駄にしたくないから」です。誰でも一生懸命やったきつい努力は無駄にしたくないものです。私は筋トレを始めてからお酒を飲んだりジャンクフードを食べたりすることがなくなりました。その結果体型が変わりました。
姿勢が良くなる
筋トレで背中を鍛えてから、姿勢がかなり改善されました。私は小学校時代から猫背気味でずっと悩んでいましたがトレーニングを継続していくうちに気が付くと猫背が治っていました。背筋がついたこともあるかと思いますが「正しい姿勢で身体を大きく見せたい」という心理が働いているからかもしれません。
美容への意識が高まる
筋トレをして健康的になり体型や顔つきが変わってくると、「もっとかっこよくなりたい」という強い気持ちが芽生えてきます。私も筋トレを継続してから脱毛やスキンケアをしっかり行うようになりました。少しづつでも自分を良くしたいという気持ちが未来の自分を変えてくれます。
圧倒的な自信がつく
きつい筋トレを継続してると「オレは努力が継続できる人間なんだ」と強い自信を持つことができるようになります。実際、多くの人が筋トレを始めても挫折していきます。(1年間の継続率はわずか4%)筋トレをしていると「まぁ今日はいいかな~」とサボりたくなる日が絶対にあります。ですがそこで「自分で決めたんだから頑張ろう!」と自分を奮い立たせることをしなければ確実にやめてしまうでしょう。その自分との闘いが揺るぎない自信をあなたにもたらすのです。
メンタルが安定する
現代の世の中は常にストレスにさらされています。会社でも家でも常にイライラしてしまっているなんていう人も少なくないはずです。そこで筋トレがメンタルを安定させます。筋トレ中は重たい物を持ち上げているため嫌なことを悶々と考えることができません。強制的に目の前のトレーニングに集中することになります。そして運動をしていると脳にいいホルモンがドバドバ出ます。筋トレ後のすっきり感はなんとも幸せな感じがします。
筋トレの体感的なメリットをいくつか書きましたが、正直ここには書ききれないほどメリットがたくさんあります。間違いなく筋トレはコスパ最強の自己投資です。
外見、内面ともに男らしくかっこよくなりたいあなたは今日ジムの入会手続きを済ませてください。
毛の処理

髭や全身の体毛の話になります。
毎日髭を剃っているという人も少なくないでしょう。毎日きちんと剃れていれば問題ないのですが、髭をきちんと剃れていなくて不潔な外見になってしまっている人も少なくないものです。
また足の毛を夏にそのまま露出している人がいますが、男の私から見ても不潔に見えてしまいます。
優先順位は髭ですが、私は全身脱毛もかなりコスパがいいと思います。
メリットは以下の通りです。
- 毎日髭を剃る必要がなくなる
- 青髭がなくなる(見た目の清潔感が格段に上がる)
- 見た目が若く見えるようになる
- 髭を剃ることによる肌へのダメージをなくせる(肌トラブルの防止)
- VIOや脇はムレ防止になってかなり快適に過ごせる(やってみると思った以上に快適)
- 足や腕の毛は生えすぎていると不潔に見えるため脱毛することで清潔感が上がる
ただ、全身脱毛は費用が高額になりやすいです。トータルで大体数十万円はするかと思います。
どこのクリニックで施術を行うのか色々リサーチして慎重に考えましょう。
私も脱毛クリニックは1回変えています。理由としては、施術完了までの期間や費用の説明がほとんどなく、部位ごとの都度払いでかなり高額な請求をされていたからです。髭が一回15,000円、お腹が1回3,000円とかなり割高でした。
メンズの脱毛サロンは近年増えてきていますが、それでもまだまだ少ないので効果の弱い機械にも関わらず高額な料金を請求してくるお店も少なくありません。
また、10回分などまとめて支払ったにも関わらずお店が潰れてしまい払ったお金が返ってこないという事例もあったようです。
大手のサロンが必ずしもいいというわけではありませんが、途中で潰れてしまうというリスクは低いかもしれません。
サロンで使用しているマシンも事前にチェックすることが大切です。
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