夫婦関係をよくしようと考えたときに多くの人が、いまの現状に何かをつけ加えようと考えます。
「あのテクニックを使おう」「こんなコミュニケーションをとれば」「妻に〇〇をあげよう」「どこどこに連れて行ってあげよう」みたいな感じです。
しかしこういった考え方では、間違いなくあなたの夫婦関係をよりよくすることはできません。
なぜならそれらの良いことを破壊してしまうくらいマイナスな行動をあなたがとってしまっている可能性があるからです。
例えば、痩せたいと考えている人がウォーキングを始めるとします。一見よくあることですが、いくらウォーキングを一生懸命していても深夜にお菓子を食べる習慣をやめることができなければ痩せることは難しいですよね。
仕事での評価を上げたくて営業件数をいくら増やしても、遅刻する癖を直せなければ出世するのは厳しいはずです。
このようにマイナスなことはプラスの努力を破壊してしまう威力があります。
夫婦関係をよりよくするためにまずはマイナスを排除しましょう。
基本に立ち返って夫婦の土台をしっかりつくる。
その上でプラスに関係がプラスになるような行動を積み重ねていきましょう。
自分を変えようとしない
自分を変えようとしない人は夫婦関係をよりよくすることはできません。
基本的に人間関係は自分を変えることでしか良くなりません。
あなたのマインドが変わって行動が変われば、あなたに無礼な態度を取ってくる人は必然といなくなります。
あなたの今の夫婦関係がもし納得のいかないものであるならば、それはあなたに問題があるからです。
もし「100%妻にしか問題がない」と言うのであればさっさと離婚すればいいのです。
その選択をするかどうかもあなたにかかっていますよね?
「自分を変える」という発想が持てなければ人生をよりよくしていくことは不可能です。
ですが逆に自分自身を変えることができれば簡単にあなたを取り巻く世界は変わり始めます。
人に振り回されながら生きる人生は今日で終わりにしましょう。
この前提をおさえた上でこの先を読み進めてみてください。
健康を軽んじる
「健康」に対してあなたはどれくらい意識を向けることができているでしょうか?
「健康なんて夫婦関係となんの関係もない」もしそう思ってしまうなら、あなたの人生そのもののクオリティは下がってしまっています。
健康と言うと少しフワッとしていますが、要は生活習慣のことです。
運動、食事、睡眠が生活習慣の基本ですが、もしこれらを疎かにしていたならあなたはかなりパフォーマンスが低下した状態で毎日過ごしていることになります。
これらの習慣を侮っていませんか?
運動、食事、睡眠を見直すことであなたの毎日のパフォーマンスはかなり高くなります。
脳がクリアになって色々なことを前向きに考えることができるようになります。
いきなりこの3つを変えるというのは難しいですが、この3つの土台となる筋トレを強くオススメしたいです。
筋トレを習慣化してしっかり追い込むのは基本的に辛いですから、「自分の努力を無駄にしたくない」と誰もが考えるはずです。
その結果、筋トレが土台になって食事や睡眠を見直すということに繋がっていくわけです。
そして筋トレなどの運動は、それ自体にも脳内ホルモンであるセロトニン、ドーパミン、βエンドルフィンといった脳内物質を出すので幸福感が高まります。
週3回以上は筋トレや有酸素運動を取り入れて、人生を好転させましょう。
勉強しない
ここでいう「勉強」とは必ずしも机の上で行う勉強だけを指しているわけではありません。
人生をよりよくしようと考えて物事を見ればそれは全ては勉強になります。
例えばあなたがいまこの記事を読んでいるのも間違いなく勉強です。
私が考える「勉強」とは次のようなものがあります。
- 本を読む
- 有益な動画を視聴する(エンタメ系のコンテンツに流れやすいので注意)
- 音声学習を行う(アマゾンオーディブルなど)
- 人と話すときに学びになることはないか意識しながら会話する
- 自分の考えを整理する時間をつくる
- 人生をよりよくしようと常に考え行動する
逆に、勉強しよう(自分を向上させるための知識を入れよう)と考えていない人は人生が停滞し、どんどん人生の難易度が上がっていきます。
「現状維持でいいやん!」とか考えている人がいますが、必ず私たちは1秒1秒と年を取るわけなので現状を維持するということは退化を意味します。
時間を失って何も変わっていないわけですからね。
なにも考えず生きていればあっという間に時間は失われて、気が付いたらもう手遅れなんてことにもなりかねません。
夫婦関係を良くしたいのであれば、夫婦関係にまつわる情報収集をしてすぐに行動にうつしてください。
常に「人生を向上させよう」「自分をよりよくしよう」という意識を持って生活をしてください。
その意識があなたの毎日を勉強に変えてくれます。
妻と比較するマインドを持っている
夫婦関係において意外と陥りがちなのが、この「妻と比較するマインド」です。
- どっちがどれだけ家事をやったか
- 子供の世話は私の方がやっている
- オレの方が金を稼いでいる
こんな風にパートナーと比較(競争)のような考えをもってしまっている人は少なくないでしょう。
夫婦とは間違いなく仲間であり、支え合う存在であるべきです。
お互いの得意や不得意を理解して、パートナーと協力し合っていける関係と言うのが本来望ましいです。
しかしこの相手と比較するマインドを持っていると、常にパートナーをジャッジするような目で見てしまうようになり、損得感情を持ちながら生活することになってしまいます。
当然そうなってしまえば家庭はギスギスした雰囲気になってしまいますし、ちょっとした言い合いやケンカも起きやすくなってしまいます。
そしてこの「オレばっかり・・・」という考えの原因は、ギブするという発想が欠けているからです。
基本的に人間関係と言うのは与えたものが返ってきます。
「妻から愛されたい」「大切にされたい」と思うのであればあなたが先に妻を愛して大切に扱う必要があります。
自分がまず与えるというマインドを持ちましょう。
妻のために何ができるか、常に考えましょう。行動しましょう。
その姿勢は必ず妻に伝わりますよ。
感謝の心を忘れている
妻に対して心から感謝の気持ちを持てていますか?
あなたの毎日の生活の中で間違いなくパートナーに陰で支えられていることがあります。
- 家事
- 育児
- 買い物
- ちょっとした気遣い
などなど一見分かりにくくても考えてみたら、妻のお陰で自分の生活が成り立っていることはたくさんあります。
とは言っても今それを考えて、今日から毎日感謝をしっかり伝えることができる人は決して多くないでしょう。
そこで私がおすすめするのが感謝の日記を書くことです。
毎日3つ、今日あったことで感謝できることを箇条書きにするのです。
その3つの感謝は何でもいいのですが、その中に妻への感謝を1つ入れましょう。
- おいしいご飯を作ってくれてありがとう
- ○○の世話をいつもしてくれてありがとう
- いつも家をキレイに保ってくれてありがとう
- 買い物をしてくれてありがとう
- 話を聞いてくれてありがとう
- 笑顔でいてくれてありがとう
こんな風に何でもいいので妻に対して感謝を感じることが1つでもあれば日記に書いていきましょう。
直接妻に伝えなくていいので自分のノートに書くのです。
スマホのメモ書きでも大丈夫ですが、個人的にはノートに手書きで書くことをおススメします。
手書きでノートに書くことでよりアイデアが生まれます。
いきなり妻に感謝の言葉を伝えるのがハードルが高い人であっても、自分しか見ないノートに妻への感謝を書くことならできるでしょう。
まずは自分の心に感謝の思いがあることがとても重要です。
思いがやがて言葉になり、言葉が行動になり、行動がやがて習慣になり、習慣がやがて人生になります。マザーテレサの言葉です。
感謝をノートに書くことから始めましょう。
その行動があなたの人生を変えてくれるはずです。
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