子供たちに、いま伝えたいこと

エッセイ

僕には2人の子供がいます。

12歳の娘と9歳の息子です。

今回はわが子に伝えるように

言葉を綴っていきます。

僕にも当然ですが

小学校の時代がありました。

僕の小学校時代は

まぁやんちゃもやんちゃで

家の床に火をつけて遊んだり

高学年の教室に石を投げ入れて遊んだり

教室の先生の机から

お金を盗って遊んでしまったり

それはもうあなたたちに

何か教えられることはないほどやんちゃでした。

僕の過去のやらかしを考えると

あなたたちは本当に本当にいい子で

できすぎているくらいですよ。

僕は全然がんばれなかったのですが

僕のようにはなってほしくないからと

いつもお説教やアドバイスばかりしてしまって

これでいいのかな・・・?と

不安に思う日もあります。

父親としてもまだまだ未熟な僕で

あなたたちに教えてもらうことは

本当にたくさんあります。

3つ教えたら5つ学んでいる。

そんな感覚でしょうか。

そんな僕が

あなたたちに望んでいるもの。

後悔ではなく「いまを生きよう」

僕は今までの人生で何度も

「あの時に戻りたいなぁ」と

後悔する場面がありました。

後悔しても意味がないと知れたのは

わりと最近のことです。

なぜ後悔しても意味がないのか?

それは

「その時はその時で必要な時期だったから」

これが僕の考えです。

もしたとえば

何もする気が起きなくて

数年間

家に引きこもってしまった

そんな時期があったとしても

その時はその時で

あなたたちは必死に生きたのだと思うからです。

後ろめたさや

自分への嫌悪感に苦しみながら

必死に生きた

それもそれで大切な時間です。

あの時のあの時間が・・・

つい人は

こんなことを考えがちですが

そう思った今から変えていけばいいのです。

人生は

いまこの瞬間の連続です。

いま・・いま・・いま・・いま・・・

この1秒1秒こそが人生で

仮に80歳まで生きるとしても

生まれてから25億秒で人生は終わります。

睡眠時間がそのうち約3分の1なので

起きている時間は16億秒とのことです。

16億と聞くとパッとしないかもしれませんが

1秒・・1秒・・1秒・・

こうして死に向かっていると考えると

後悔している時間はもったいないんです。

「あの時ああしてれば・・・」

そう思えたなら

あなたは立派に成長したということ。

いまから変えれば

いつからでも間に合いますよ。

僕は大切なことに28歳で気づきました。

決して早くないと思います。

でも僕にも後悔している時間はありません。

あなたたちに誇れる父親になれるように

未来に繋がる

いまを生きていきます。

大切なあなたたちと

いまを生きれること

12歳

9歳

僕 29歳

この時間は

いまを過ぎたら二度ときません。

このかけがえのない時間を

僕は一生懸命に生きたいのです。

いつかあなたたちが

大人になったときに

お茶でも飲みながら

思い出して笑えるような

そんないまを

一緒に生きていきましょう。

幸せとは「当たり前に気づくこと」

お金持ちになったら幸せ

あの会社に入れたら幸せ

かわいい彼女ができたら幸せ

ついつい人は

なにかを手に入れたら幸せ

こんな風に考えがちです。

ですがもし

なにかを手にしたら幸せなら

「いまは幸せではないですか?」

そんなことはないはずです。

風邪をひいたときのことを

思い出してください。

ああ・・健康って幸せなんだな・・

心からそう思いますよね

のどが痛い

鼻水が出る

熱でだるい

こんな症状だけでも

僕たちは何気ない毎日に感謝するのです。

まだなにも手にしてなくても

人に誇れるようなものがなくても

あなたたちはすでに幸せなんですよ。

幸せ

それは「いまのありがたさに気づくこと」

これが僕の考えです。

今日も屋根のある家で

暖かい布団で眠れた

おいしいご飯を食べれた

家族と楽しい会話ができた。

パッときませんか?

当たり前に思えますか?

では

どうか想像してほしいのです。

「あなたは明日死にます」

「絶対に逃れることはできません」

そう神様に言われたら

どうでしょう?

それでも

今日1日がんばって

1円でも多く稼ごうとしますか?

今日1日がんばって

ナンパしまくって彼女をつくりますか?

絶対にしないですよね。

誰でも

いまこの瞬間に感謝して

過去の出来事に感謝して

身の回りの人に感謝して

なんなら自分の身体にも感謝して

人生最後の1日を生きると思うのです。

心は分かっているからです。

いま生きている

ただそれだけのことが

どれだけありがたいことか。

人から見て

どんな素晴らしいものを手にしても

お金・・知識・・人脈・・

いつか全てを失います。

例外はありません。

必ずいつか全てを失います。

ですから

なにか手に入らないと幸せなんておかしいんです。

いまあなたたち

そして僕が手にしている

毎日こそ

いまこの瞬間こそ

本当に幸せなものなんです。

いまあるものに感謝しましょう。

いまを感謝して

いまを感謝して

そしていつか死ぬ瞬間を迎えたら

きっとそんな自分の人生に感謝します。

それこそが幸せだと僕は思うのです。

幸せとは

いまのありがたさに気づくこと。

僕はいまあなたたちと

かけがえのない時間を共に生きれて

本当に感謝しています。

僕の子供でいてくれてありがとう。

生まれてきてくれてありがとう。

終わりに

あなたたちに伝えたいことは

ついつい文字数が増えてしまいますね(笑)

ですが

なにかの間違いで

僕が明日いなくなることがあっても

この文章をこの世に残せて

いつかあなたたちが読んでくれるなら

それで十分です。

幸せです。

この先

生きていれば

辛いこと

苦しいこと

すべてがどうでもよくなること

きっとそんな日もあると思います。

世の中のすべてが敵に思えて

生きる意味が分からなくなる

そんな日も来るかもしれません。

ですが

僕とお母さんは

一生

一生

あなたたちが

どんな人生を歩んでも

あなたたちの味方ですよ。

誰があなたたちに何を言おうとも

これは変わりません。

必ずあなたたち2人の幸せを願い続けます。

だって

あなたたち2人の幸せは

僕たちの幸せですから。

いつもありがとう。

本当にありがとう。

今日も家族に感謝して

ブラックコーヒーを飲んだら

カーテンを開けます。

まだ2月の半ばですが

朝日がまぶしく輝いています。

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