- 結婚してから妻の態度が悪くなった。
- 妻にぞんざいな扱いをされてむかつく。
- 妻からの愛を感じない。
- 子供が産まれてから妻が構ってくれない。
こういった声を友人や先輩から聞いたことがあります。
なぜ男は結婚すれば、付き合っているときの幸せが永久に続くと考えているのでしょうか?
不思議でしょうがないです。
ベタな表現ですが、結婚とは単なるスタートにすぎません。
むしろ結婚してからの方が圧倒的に努力が必要で、付き合っているときには考えなくてもよかった問題が多数出てきます。
- 育児や家事に関すること
- お互いの両親や親戚に関すること
- お金関係
- 日々の生活に関すること
- 価値観
などなど・・・上げたらきりがないほど結婚してから考えなくてはいけないことが出てきます。
付き合っているときは恋愛気分で何も考えなくてよかったことでも、結婚してからは嫌でも問題に向き合わなくてはいけません。
そして長い結婚生活を幸せに維持させるためには努力の継続が必須になります。
もしあなたがいま「結婚生活がしんどい」「妻と結婚している意味が分からない」
と感じるのであれば、まずは僕の書いた記事を読んで頂き自分が改善できることはないか?単に努力不足だったのではないか見直してみてください。
この記事を読んだ上で「結婚している意味が分からない」と感じる人もいるかもしれません。
そんな方はこの次に公開する予定の【現代の世の中で結婚する意味はあるのか?】という記事をぜひご覧ください。
思いやりがある
幸せな結婚生活を継続させる上でパートナーへの思いやりは必須になります。
当然のことですが配慮に欠けた言動を日頃からしていれば妻からは嫌われますし、そんな人間と人生の大半を一緒に生活したい人などいるはずがありません。
思いやり・・・というと「オレは思いやりをもってるから大丈夫!」と言う人がいますが、あなたは夫婦関係での本当の意味での思いやりを理解しているでしょうか?
ここでいう思いやりとは
- 妻の負担になっている家事や育児を積極的に行う
- 日頃から妻に労いの言葉をかける
- 自分の疲れをアピールしない
- 妻に指摘されたことは徹底的に直す努力をする
- 妻に感謝の気持ちを日常的に伝える
- 成長意欲をもって日々を生きる
これが妻に対して「思いやりがある」ということです。
どうですか?あなたはこれらのことが当たり前の基準でできているでしょうか?
正直、「え・・・こんなに頑張らなくちゃいけないの?」「こんなの思いやりの域を超えている」そう思った方もいますよね?
そういう方は、はっきり言って基準が低すぎます。
僕の考える妻への思いやりとは、「妻を一切不快にさせない」「自分ができる限り最大の努力をする」ということです。
「オレは妻に尊敬されるレベルで毎日やることをこなしている」この言葉を心から言える状態を維持しなければ、長期的に妻を幸せにすることはできません。
これを聞いて「そこまで頑張らなきゃいけないのはおかしい!!」そんな風に思ってしまうのであれば、あなたは自分が与えてもらうことばかりを考えているテイカーです。
- 妻に愛されたい
- ずっと幸せでいたい
- 妻に尊敬されたい
そういう気持ちがあるのであれば、まずはあなたから与えることを考えましょう。
笑顔が多い
笑顔というのも重要なコミュニケーションの1つになります。
人間はノンバーバル(言葉を使わないコミュニケーション)で、かなり相手にメッセージを伝えています。
目、表情、動作、姿勢、仕草など・・・
人は直接的な言葉でなくても相手に多くの情報が伝わります。
その中でも表情というのは相手の感情にダイレクトにメッセージを与えます。
仮に言葉で優しいことを言っていたとしても、表情が曇っていれば相手にはネガティブなメッセージとして伝わります。
あなたは妻に対してどのような表情で日々会話をしているでしょうか?
おそらく自分をカメラで撮影すれば、予想以上に暗い表情で話していることに驚くと思います。
あなたの妻はあなたに対して笑顔を向けてくれていますか?
もし向けてくれていないなら、それはあなたの表情がいつもブスっとしていて妻にネガティブなノンバーバルメッセージを与えているからに他なりません。
基本的に自分が相手に与えたものが自分に返ってくると思ってください。
笑顔で人に接すれば、相手も笑顔を返してくれます。
僕はコンビニの店員さんにも笑顔で感謝の気持ちを伝えていますが、そうすると店員さんも笑顔を返してくれます。
もちろん妻に毎回100%笑顔で対応できなくても構いませんが、自分の表情に意識をするだけでも相手への印象は大きく変わりますので、ぜひ表情を意識してみてください。
「今さら妻に笑顔を向けるなんてする気がしない!」と言う人が出てきそうですが、相手になにも与えようともせず自分が受け取りたいなどと考える人は、一生誰からも必要とされない人になりますのでそのつもりでいてください。
スマホばかりを見ない
家にいる時間にずっとスマホばかりを見ていませんか?
現代の人間は多くの時間をスマートフォンのゲームアプリ、動画コンテンツ、SNSに費やしています。
あなたも多くの時間をスマホをいじることに使っていることでしょう。
家でダラダラと長時間スマホを触っていませんか?
スマホは本当に強力で、僕たちの集中力をすべて奪いつくしてきます。
スマホを触っている時間が長いとパートナーとの信頼関係にも影響が出てきます。
会話は減り、夫婦ともに今に集中していないので夫婦関係を良好にする行動などがとれるはずもないのです。
夫婦関係を悪化させないスマホのルールをいくつかご紹介します。
- スマホは会話中には絶対に触らない
- 自分のスクリーンタイムを確認する(使用時間を把握)
- ゲームやSNSのアプリを消す(スマホの使用時間が減る)
- グレースケール(アイフォンなら設定が可能。画面が白黒になるので使用時間が減る)
- 寝室にスマホを持ち込まない(睡眠の質の悪化に繋がる)
夫婦関係や人生をよりよくしたいならスマホとは距離を置きましょう。
多くの現代人はスマホに依存しているので、スマホ対策がしっかりできればあっという間に他の人と差をつけることができます。
家事・育児に協力的
あなたは育児や家事に協力していますか?
当然やっていますよね?
ここで言っている協力的とは「なんか手伝うことある?」と妻に聞くなどという低い基準ではなく妻が「うちの夫は一生懸命やってくれている!」と自信をもって外で言える基準のことです。
育児や家事に協力的ではなく、関心もなく、妻に任せきりにしているという夫は非常に多いです。
育児や家事に協力的でなくやる気がないというのは、夫婦関係を良好にする気がないというのと同義です。
「オレは外で仕事をして稼いでるんだから」とか昭和時代のようなことを言い出す男もいますが、仮にあなたがひとり暮らしでも最低限の家事はやらなければならないと思います。
あなたの妻がパートだろうと専業主婦だろうと関係なく家事をやってもらっている本当に助かっているという感覚をまずは持つべきです。
そしてやってもらっているというスタンスである以上、自分ができる最大限の努力をするべきです。
それができないなら夫婦関係は確実に悪化していきます。
あなたの妻が「あなたが仕事をするのは当然」「当たり前」というスタンスでいたらどうでしょうか?
なにか違和感を感じたり、なんなら嫌な気分になる人もいるのではないでしょうか?
夫婦関係はお互いにリスペクトを持つことで良好な関係になっていきます。
妻の毎日の取り組みに感謝して、最大限のサポートを継続できる男が結果的に幸せな夫婦関係を長期的に得ることができます。
軌道修正ができる
結婚生活の中で、一度決めたことでも変えていかなくてはいけないことが多々出てきます。
子供の有無にもよりますが、家事の分担や子供のこと、将来的な夫婦の方向性など話し合いや価値観の変化などで変わっていくものです。
そうした変化を柔軟に受け入れて、対応していく力が求められます。
がんこであったり自分の意見を曲げられないというのは論外で、時には一度決まったことでも柔軟に話し合いをして、変化させていく必要があると思います。
そういう意味でもしっかり妻と話し合いができることが非常に大切です。
大切なことはきちんと話し合いをして、夫婦や家族をよりよくするために考え方や行動もどんどん変化させていきましょう。
それがよりよい夫の条件であり、妻と家族を幸せにしていく夫の条件でもあります。
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