あなたは自分の夫婦の関係性に自信がありますか?どうでしょうか?
基本的に自信がないと思います。
これはあなたに限った話ではなく、現代の夫婦の多くは関係性が良くない場合が多く3組に1組以上の夫婦は離婚をしているという現状があります。
なぜそのようなことが起こってしまうかというと、夫婦間でコミュニケーションがしっかりと取れていないからです。
ここで言うしっかりとコミュニケーションをとるというのは、必要最低限の業務連絡のようなものではなく
- 日常的にパートナーに対して思いやりをもった発言をする
- 時にはケンカになっても言うべきことはっきりと言う
- 目を見て挨拶をしっかりする
- 笑い合う時間をつくる
こういったコミュニケーションが必要になってきます。
現代の夫婦の多くが圧倒的にコミュニケーション不足で、パートナーとまともに会話ができていません。
- 2人でいると何を話せばいいか分からない
- 基本的にずっと無言
- 必要最低限の業務連絡のような会話しかない
- 文句や不平不満しか言い合っていない
- 笑顔で会話をすることがほぼない
ほぼこのような状態です。
その証拠に夫婦の離婚率は35%前後と壊滅的な状況です。
「結婚する意味が分からない」「ただ金と時間を搾取されるだけ」結婚に対してこのようにネガティブなイメージを持っている若者も少なくないのが現状です。
今回はよりよい夫婦関係を構築していくのに必須な5つのコミュニケーション法をご紹介していきます。
あなたのパートナーとの関係性がいまどれだけ絶望的でも確実に現状よりも良くなっていく、そんな方法をご紹介してきます。
自責思考のマインドをもつ
「あ~はいはい」「自責思考って大切ですよね」「人のせいにしないってやつね」このように舐めた考えでいるならば、あなたは本質的に自責思考を理解していないでしょう。
夫婦関係をよりよくしていく上でもっとも大切なマインドはこの自責思考に他なりません。
ここで言っている自責思考とは「はぁ・・・全部なにもかもオレのせいか・・・」としゃがみこむという意味ではありません。
自分には何ができたか?もっとベストは尽くせなかったか?と考えることです。
夫婦関係を良好にする上で、この「自分には何ができたか」と考えることは非常に重要です。
逆に上手くいっていない夫婦はほぼ他責思考で、何もかも相手が悪いと考えています。
自分がパートナーのためにどんな言動ができたか?もっと最善はあったのではないか?そのように考えることが良好な夫婦関係のスタートとなります。
パートナーがすべてを自分のせいにしてきたら嫌じゃないですか?自分はしんどいです。
しかしこういう話をすると「あの人が私のせいにしてくるのにそれを我慢しなきゃいけないなんて嫌だ」と言いだす人がいます。
はっきり言ってそういう考えだから関係が上手くいかないのです。
「自分が与えてもらえないならやらない」これは幼い子供の考えです。
まずはあなたから自責思考を始めて、あなたから関係改善を促す。
これが人間関係の鉄則です。
そしてこれをする気が全く起きないらなら、さっさと関係を終わらせるしかありません。
あなたは夫婦関係をよりよくしたいのですよね?だからこの記事を読んでいるのだと思います。
あなたならできます。やりましょう。
挨拶を徹底する
「え・・・挨拶って今さら」このように考える人がいるかもしれませんが、挨拶をバカにしている人は人間関係で苦労し続けるでしょう。
目を見てきちんと挨拶をする。これが人間の最小のコミュニケーションです。
- おはよう
- お帰り
- ただいま
- おやすみなさい
これらの挨拶を相手の目を見て当たり前にしっかりやっているでしょうか?
しっかりやっていないから夫婦関係が悪いのです。
挨拶はコミュニケーションのきっかけをつくります。
日頃から挨拶をしている近所の人と、全く挨拶をしない近所の人、あなたはどちらの人に話しかけやすいですか?
挨拶をするだけでも
- 声のトーン
- 目線
- 表情
- 姿勢
などあらゆる情報を相手から得ることができ、何となく相手がどんな人なのか分かるかと思います。
それが重要で、夫婦関係でも体調や気分など日によって違いますからそれを挨拶によって相手から察知することができます。
挨拶をした時のパートナーの反応によって掛ける言葉を変える。
それができれば思いやりをもった言葉を使うことができ、そのあなたの姿勢が相手にも伝わります。
その連続によって夫婦関係は良くなっていくのです。
笑いは2人の距離を縮める
最後に夫婦で笑い合ったのはいつですか?
楽しくて2人で笑い合う。これこそが夫婦の仲をよりよくする最善の方法の1つです。
YOUTUBEやテレビを見て一緒に笑うというのもいいのですが、できれば2人の会話で盛り上がることができるとよりよいと思います。
日常会話や大切なことを話すのももちろん大切ですが、2人で冗談などを言って笑い合うことができると関係性はよりよくなります。
真面目な話だけでは疲れてしまいます。
人目のある場所で話をする
真剣な話し合いをする時や、ちょっと怒るような話をする時はあえて人目があるカフェなどで話をするのがとても有効的です。
場所を変えて夫婦で話をするメリットは
- 人目があるため感情的になりにくい
- 気分を変えて話すことができる
- 家ではないため話の邪魔が入りにくい(宅配便が届いたりすることもない)
「そもそも感情的になっているときに場所を変えて話すという提案をするのは難しい」と思うかもしれません。
確かにその通りでしょう。
ですから事前に日時などを決めておくことが大切になります。
- いつ
- どこで
- どのくらいの時間で
- なにについて話すか
これらを事前に夫婦で決めてしっかりと決めておきましょう。
とても有意義な話し合いができるかと思いますのでぜひ活用してみてください。
最低限のルールを決める
夫婦間で話し合いをする時に必ず必要なのがルールです。
例えば・・・
- どんなに怒っても物には当たらない(手は出さない)
- 大声を出さない(怒鳴らない)
- 相手の人格を否定するようなことは言わない
- 無視しない
- 話しながら内容をノートにまとめる
このような夫婦のルールが必ず必要になります。
こういったルールがないと些細な話し合いからやがてエスカレートして大喧嘩になったり、ただただ傷つけ合うような話し合いになったりしてしまいます。
交通ルールがあるからみんな安全に運転したり、法律があるからみんなそれに従うわけです。
無法地帯な状態であれば、みんな自分勝手に行動して治安は乱れとても危険な状態になっていくでしょう。
夫婦で「これは守ろう」と決めたらそれは絶対に守ってください。
当然のことですが、ルールを決めても守らなければ無意味です。
夫婦のルールは夫婦ごとに異なります。
自分たちにとってベストなルールをつくりましょう。
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